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IF 関数

IF 関数は、指定された条件の真偽によって異なる値を返す関数です。

書式は、

=IF( 論理式, 真の場合の戻り値, 偽の場合の戻り値 )

となっています。

例えば、=IF( A1>20 , "あああ", "いいい" ) という式があったとき、A1の値が30であれば"あああ"を、10であれば"いいい"を返します。

"論理式"とは、真か偽の値をとる式のことです。もっとも単純な論理式は TRUEFALSE で、それぞれ真と偽という意味です。A1>20やA1="あああ"という式も論理式として指定できますし、ISBLANK 関数などの関数を組み合わせてより複雑な条件を指定することも可能です。

"真の場合の戻り値"は省略できませんが、"偽の場合の戻り値"については省略可能です。その場合、もしも論理式の評価結果が偽であればIF関数はFALSEを返します。

また、"真の場合の戻り値"、"偽の場合の戻り値"に対して空白を指定することも可能です。その場合、戻り値は 0 になります。例えば、IF( FALSE, , ) と IF( TRUE, ) は共に 0 を返します。

関連項目

AND  OR  NOT  TRUE  FALSE  IFERROR

ISBLANK  ISERR  ISERROR  ISNA  ISLOGICAL  ISNONTEXT  ISNUMBER  ISREF  ISTEXT  ISEVEN  ISODD