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SUBSTITUTE 関数

SUBSTITUTE は、文字列中の特定の文字列を、別の文字列に置換する関数です。

書式は、

=SUBSTITUTE( 文字列, 検索文字列, 置換文字列, 置換対象 )

です。

一つ目の引数には、置換の対象とする文字列を指定します。

二つ目の引数には、置き換えを行う文字列、三つ目の引数には、置き換え後の文字列を指定します。

例えば、=SUBSTITUTE( "abcdabcd", "ab", "あああ" ) とした場合、結果は "あああcdあああcd" となります。文字列中に二ヶ所ある"ab"という部分文字列が、"あああ"に置き換わっているのが分かります。

このように、四つ目の引数を指定しない場合には、文字列中に含まれる全ての部分文字列が置換の対象になります。

四つ目の引数は、文字列中に複数の検索文字列が含まれる場合に、何番目の文字列を置換するのかを指定します。

例えば、

=SUBSTITUTE( "abcdabcd", "ab", "あああ", 1 ) は "あああcdabcd"、

=SUBSTITUTE( "abcdabcd", "ab", "あああ", 2 ) は "abcdあああcd"

となります。

置換文字列には空の文字列""を指定することも出来ます。この場合は、文字列中に含まれる特定の文字列を消すことになります。例えば、

=SUBSTITUTE( "abc abc abc", " ", "" )

とした場合、文字列中に含まれる空白が削除されますので、結果は"abcabcabc"となります。

 

関連項目

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