エクセルまにあ
超初心者のためのエクセル入門講座 

バイオリズム7

次は、月の影響の強さを表わす数値を計算します。

バイオリズム5で太陽について計算した時と同じように、D1セルに "月" と入力し、D2セルに下記の数式を入れます。

=COS(((HOUR(A2)-12)/24-C2/29.53589)*2*PI())

時刻から12を引いて、24で割っているところは太陽と同じですが、月齢の分だけ周期がずれていますので、月齢/朔望周期の値を引いています。ラジアンになおすために2πをかけ、そのコサインをとったものが求める値です。

オートフィル機能を使って以降のセルに数式をコピーすると、下の図の状態になります。

ついでに、太陽と月の値を合計したものも計算しておきます。やはり数式を使うのですが、少し違う方法で数式を入力してみましょう。

E2セルをアクティブにして、半角のイコール記号を入力します。すると、数式を入力するモードになりますので、その状態でB2セルをクリックします。E2セルに"=B2"と表示されたと思います。その状態でキーボードからプラス記号を入力し、続いてマウスでD2セルをクリックします。E2セルの内容は"=B2+D2"となっているはずです。そこでEnterキーを押せば数式の完成です。

このように、単純な数式を入れるときには、マウスでセルを選択するこの方法が便利です。

上と同様にオートフィルを行った後の状態が下の図です。

 

ここまでで、バイオリズムのグラフを書く数値が出揃いましたので、次はいよいよグラフ化に入ります。

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