超初心者のためのエクセル入門講座 |
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形式を選択して貼り付けここでは、Excel でコピー&ペーストを行う際に、形式を選択する方法について説明します。 Excel で表を編集しているとき、Word や Webブラウザなどからデータをコピーしたいと思う事がよくあります。 例えば、下の図は Word の画面ですが、ここに書かれている文字を Excel にコピーしたいとします。 このとき、普通にコピー&ペーストを行うと、下の図のようにフォントの種類や文字の色などの書式情報も同時にコピーされます。これはこれで便利なケースもあるのですが、純粋に書いてある文字だけをコピーしたいということも多いと思います。 このような場合に便利なのが、形式を選択して貼り付けという機能です。 Excel にデータを貼り付けるとき、右クリックメニューから "貼り付け" ではなく "形式を選択して貼り付け" を選択します。すると、下の図のようなダイアログボックスが表示されます。 このダイアログでは、データをどのような形式で貼り付けるのかを設定できます。リストの一番上には "Microsoft Office Word 文書 オブジェクト" とありますが、これを選択すると上の例のように、フォント情報などがすべて継承されます。 これに対し、一番下にある "テキスト" を選択すると、純粋に文字列のみが貼り付けられることになります。"テキスト" を選択して貼り付けを行った結果が下の図です。 このように、フォントの種類や文字の色などの情報が消え、書いてある文字の情報だけが Excel に貼り付けられます。 "形式を選択して貼り付け" を行うためには、上の例で示した右クリックメニューを使う方法の他、リボンの"ホーム"から選択する方法、ショートカットキーの "Ctrl + Alt + V" を押す方法、などがあります。
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