Excel のオプション（数式）

ここでは、Excelのオプションの中の "数式" について見ていきます。

下の図がその設定画面です。ここでは、数式の計算などについての設定を行うことができます。

計算方法の設定

"ブックの計算" では、シートで再計算を行うタイミングを指定します。自動にしておくのがいいでしょう。

"反復計算を行う" のチェックをオンにすると、いわゆる循環参照を用いた繰り返し計算ができます。その場合には、"最大反復回数" と "変化の最大値" も指定できます。特に必要がなければオフにしておけばいいでしょう。

数式の処理

"R1C1参照形式を使用する" では、参照形式をA1参照形式にするのか、R1C1参照形式にするのかを選択します。どちらでも問題ありません。

"数式オートコンプリート" をオンにすると、数式の入力時にオートコンプリート機能が利用できます。便利ですのでオンにしておきましょう。

"数式でテーブル名を使用する" をオンにしておくと、セル範囲を名前で指定できるようになります。

"ピボットテーブル参照にGetPivotData関数を使用する" はそのままの意味です。ピボットテーブルを使わない場合には関係ありません。

エラーチェック

"バックグラウンドでエラーチェックを行う" をオンにしておくと、Excelが適切なタイミングでエラーのチェックを行ってくれます。

"次の色でエラーを表示する" のところでは、エラーを表示する色を選択できます。

"無視したエラーのリセット" を押すと、これまでに無視設定をした情報をリセットできます。

エラーチェックルール

"エラー結果となる数式を含むセル" をオンにすると、エラーとなる数式を含むセルをエラーとして扱います。

"テーブル内の矛盾した集計列の数式" をオンにすると、列の数式またはテーブルと矛盾する数式や値を含むセルをエラーとして扱います。

"2 桁の年が含まれるセル" をオンにすると、年を 2 桁で表している数式をエラーとして扱います。

"文字列形式の数値、またはアポストロフィで始まる数値" をオンにすると、文字列として書式設定されている数字と、アポストロフィで始まる数値をエラーとして扱います。

"領域内の他の数式と矛盾する数式" をオンにすると、他の数式と矛盾する数式をエラーとして扱います。

"領域内のセルを除いた数式" をオンにすると、領域内のセルを除外する数式をエラーとして扱います。

"数式を含むロックされていないセル"  をオンにすると、数式を含むロックされていないセルをエラーとして扱います。

"空白セルを参照する数式" をオンにすると、空白のセルを参照する数式をエラーとして扱います。

"テーブルに入力されたデータが無効" をオンにすると、テーブルの列データ型と矛盾する値が含まれているセルをエラーとして扱います。