エクセルまにあ
超初心者のためのエクセル入門講座 

条件付き書式

条件付き書式とは、セルの値や内容によってセルの書式を自動的に設定する Excel の機能です。

下の表を例に説明しましょう。

この表の中には、名前、誕生日、血液型、身長、体重が記入されています。今、この中で、身長が高いのはどの子なのかな、とか、年齢が上なのはどの子なのかな、ということが気になったとします。

これを知る一つの方法は、ソートを行うことですが、何らかの理由で並び替えはしたくないとします。そのような場合に便利なのが、ここで紹介する条件付き書式です。

条件付き書式を設定するためには、リボンのホームタブで、条件付き書式のボタンをクリックします。

すると、下の図のようなメニューが表示されますので、ここで好きな書式を設定します。

例えば、指定した値よりも大きい値が入力されているセルに色を付けるとか、上位の10%のセルだけフォントを変えるといった処理が自由に行えます。

また、数値データを元にセル内に棒グラフを表示したり、値によってグラデーションの色を付けたり、セルの内容によって異なるアイコンを表示したりということも出来ます。

ここでは、生年月日によって色を付け、身長によって棒グラフを表示し、体重によってセルの色を変えてみましょう。

生年月日が早い人は青系の色、遅い人は赤系の色で表示されました。つまり、まりなさんは歳をとっているけど、がっきーはまだ若いということです。

また、身長によって棒グラフが表示されています。これを見れば、美咲さんやまさみさんが背が高いことが一目瞭然です。がっきーも意外と背が高いんですね。

また、体重を公表している人は、体重のところが赤く塗られています。みなさん50kgもないようです。