エクセルまにあ
超初心者のためのエクセル入門講座 

オートフィルター

オートフィルターとは、任意の列の値をもとにして、特定の行の表示/非表示を切り替える Excel の機能です。

例えば、下の図のような表を作成しているとしましょう。

例えばこの表の中で、血液型がA型の人だけを表示したいというような場合に、オートフィルターを使うと非常に便利です。

オートフィルター機能を使用可能にするためには、リボンのデータタブから、フィルタをクリックします。すると、下の図のような状態になります。

一行目の各セルの右側に、小さな三角マークのついたボタンが表示されたのが分かると思います。このボタンを使って様々なフィルターをかけることが出来るのです。

血液型でのフィルターの設定を行うために、血液型の右側のボタンをクリックした状態が下の図です。

このメニューから設定を行うことで、血液型の順番でデータを並び替えることや、特定の血液型の人だけを表示することなどが出来ます。

ここでは、A型の人だけを表示してみましょう。

メニューの下側にある、A型、B型、O型と表示されているチェックボックスで、A型にだけチェックを付け、他を外します。その状態で OK ボタンをクリックすると、下の図のようにA型の子だけが表示されます。

このとき、ステータスバーには、何件のデータ中、何件のデータが該当したのかが表示されます。この例では、11人中の3人がA型でした。

このようにフィルタをかけた状態でも、データのコピーや印刷などは通常と同じように行うことができます。

オートフィルタ機能を使うと、実際にデータを消すことなしに、一部のデータだけを扱う事ができるので非常に便利です。

また、オートフィルタ機能は、ここで紹介した以外にも、数字の大きさやセルの書式などによってフィルタをかけることができます。

つまり、この機能を念頭において表を作成しておくと、後々の作業が楽になるわけです。

なお、オートフィルタをかけた状態を元に戻すためには、もう一度リボンのフィルタボタンをクリックします。