エクセルまにあ
超初心者のためのエクセル入門講座 

関数の入力

ここでは、いよいよ関数の使い方について説明します。Excelを使いこなすためには、関数は避けて通れませんので、しっかりと使いこなせるようになりましょう。

とはいっても、本格的な関数の使い方については関数編で解説することにして、ここでは下の表について平均値を求める方法を示すことにします。

この表は、あるクラスのテストの点数を集計したものですが、Fの列にそれぞれの人の平均点を出してみましょう。そのためには関数を使う必要があります。関数を入力するためには、関数の挿入ボタン(A)と数式バーB)を使います。まずは関数の挿入ボタンを押してみましょう。

すると、このようなダイアログが出てきます。ダイアログの真ん中あたりに関数の一覧が表示されており、この中から使う関数を選ぶのですが、Excelには非常にたくさんの関数があるため、目で探すのは大変です。なので、上のエディットボックスに"平均値"と入力し、平均に関係のある関数だけを表示させます。今は、単純に平均をとりたいだけですので、AVERAGEという関数を選択します。

すると、このようなダイアログが出てきます。このダイアログでは、どの範囲の平均をとるのかを指定します。指定方法としては、数値1のところに"B2:E2"と直接入力する方法と、Aのボタンを押してシート上で選択する方法があります。

Bのところには、選択されたセルの内容と、その値の平均値が表示されますので、指定した内容があっているかどうかを確認することができます。

この状態でOKボタンを押すことで、F2のセルに国語、算数、理科、社会の平均点が計算されます。

後はオートフィルを行い、小数点以下の桁数を揃えるためにセルの書式設定を行えば、全員の平均点を上の図のように求めることができます。

関数を使うと、このような処理が簡単にできます。個々の関数の使い方について、関数編で詳しく説明していますので、色々な関数を覚えてExcelを便利に使いましょう。