エクセルまにあ
超初心者のためのエクセル入門講座 

セルの移動

ここでは、シートの中でアクティブセルを移動する方法について紹介します。アクティブセルとは、現在選択しているセルのことです。

下の図では、C5のセルがアクティブセルとなっています。

この状態からアクティブセルを移動するわけですが、その方法は意外とたくさんあります。まず、一番簡単なのはマウスを使う方法。単純に、マウスでクリックしたセルがアクティブセルになります。

ただ、いつもマウスを使っていたのでは、効率的な作業はできません。キーボードを使って素早く目的のセルへ移動する方法をいくつか見ていきます。

まず基本ですが、カーソルキーを使う方法があります。キーボードの右の方に上下左右キーがありますが、それらを押すことで各方向にひとつずつ移動することができます。近い範囲での移動では通常この方法を使います。

もう少し離れたところに移動する場合に便利なのが、PageUpキーとPageDownキーです。その名の通り、一ページ分上や下へと移動できます。

そして、ぜひとも覚えたいのがCtrlキーを併用する方法です。Ctrlキーを使うと、表の端まで一気に移動できるのです。

例えば上の図の状態からCtrl+下を押すと、表の一番下の行まで一気に飛びます。

48行目の有馬君のところまで一気に来れました。Ctrl+上や、Ctrl+右、Ctrl+左も同様です。また、表の外側でこれらの操作をした場合も、表の端までジャンプしてくれます。

さらに、Ctrl+HomeとCtrl+Endという移動方法もあります。前者はシートの左上、後者は表の右下に移動できます。

これらの操作はExcelでの作業効率に直結しますので、意識して素早いセル移動をこころがけて練習するといいでしょう。