エクセルまにあ
超初心者のためのエクセル入門講座 

マクロを記録してみよう

さて、VBAを用いたマクロのプログラミングについて勉強していくわけですが、まずはマクロというのがどういうものなのか体験してみましょう。

エクセルには、キーボードやマウスの操作をマクロとして記録するという機能がありますので、これを使ってマクロを作ってみましょう。開発タブを表示するで設定した[開発]タブにあるボタンを使いますので、まだこの設定を行っていない人は、先にやって下さい。

使うのは[マクロの記録]という機能です。このボタンを押すと、次のようなダイアログが表示されます。記録したマクロは、後で実行することが出来るわけですが、そのとき名前が付いていないと何かと不便なので、まずはマクロに名前を付ける必要があります。ここでは、Macro1という名前が自動的に付けられていますので、特に問題がなければこのままOKボタンを押します。

すると、Macro1という名前のマクロの記録が開始され、この後キーボードやマウスで行う操作が全て記録される状態になります。試しに、A1セルに"ABC"と入力し、文字の色を赤に変更し、フォントサイズを大きくしてみましょう。

そして、先程[マクロの記録]と表示されていたところが[記録終了]になっているはずなので、そこをクリックしてマクロの記録を終了します。

これでマクロが記録されました。見た目では分かりませんが、A1セルに"ABC"と書いて赤くて大きい字にする、という一連の操作が、Macro1という名前のマクロとして記録されたのです。

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