エクセルまにあ
超初心者のためのエクセル入門講座 

演算子

ここでは、VBAで用いられる演算子について説明します。

演算子とは、計算や文字列処理などを行うために用いられる記号のことで、VBAでは5種類の演算子が用意されています。以下、各演算子について説明していきます。

代入演算子

代入を行うための演算子です。すでに説明した通り、VBAでは「=」を用いて代入を行います。

算術演算子

四則演算などの計算を行う演算子です。四則演算については「+」「-」「*」「/」の記号を用います。その他、べき乗を計算するための「^」、整数の割り算において商を求める「\」、余りを求める「mod」があります。 

文字列連結演算子

文字列を連結するための演算子は「&」です。

"ABC" & "DEF"

のように使用します。この演算の結果は、"ABCDEF"となります。

比較演算子

値の大小を比較するために用いられる演算子です。等しいかどうかを比較するためには「=」を用います。また、大小関係を見るには「>」「<」「>=」「<=」を使います。それから、等しくないかどうかの比較を行うための「<>」という演算子も用意されています。比較演算子は、後で説明する条件分岐などで使われます。

論理演算子

比較演算子を用いた比較の結果などを組み合わせて条件式を書くために用いられる演算子です。論理積を表す「And」、論理和を表す「Or」、否定を意味する「Not」が用意されています。

「条件1 And 条件2」 は、両方の条件が成り立っている場合にのみ成り立ちます。

「条件1 Or 条件2」 は、いずれかの条件が成り立っていれば成り立ちます。

条件分岐( If ) >>