超初心者のためのエクセル入門講座 |
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定数変数の型、変数の宣言では変数について説明しましたが、ここでは変数と似たものである定数について紹介しておきます。 定数とは、値を変えることが出来ない変数のことです。 変数はデータを入れる箱のようなものだと説明しましたが、その変数の内容はプログラムの中で何度でも書き換えることが出来ます。一方で定数は、一度データを入れたら、二度とその内容を書き換えることが出来ません。 定数の宣言の仕方は、変数の場合とほとんど同じです。 Const 変数名 As データ型 = 値 変数の宣言では Dim を用いましたが、定数の場合はその代わりに Const というキーワードを使用します。そして、宣言と同時に値を代入します。例えば次のようになります。 Const M As Integer = 123 このように定数を宣言すると、プログラムの中では M の値はずっと 123 のままです。途中で M = 345 などと値を変えようとするとエラーになってしまいます。 定数には、上で説明したような自分で宣言する定数の他に、VBAがあらかじめ用意してくれている定数があります。vbRed や vbBlack などについてはすでに説明しましたが、これらは色を指定するためにVBAが用意している定数です。 定数を上手く利用すると、123 のような数値をプログラム中に何度も記述する必要がなくなるため、すっきりとしたプログラムを書くことが出来るようになります。定数を使っておけば、後でこの値を変更する必要が生じた場合、その一箇所だけを変更すればいいのです。 繰り返し >>
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