超初心者のためのエクセル入門講座

Excel のオプション（詳細設定１）

ここでは、Excelのオプションの中の "詳細" について見ていきます。

下の図がその設定画面の一部です。

編集設定

"Enter キーを押した後にセルを移動する" では、セルへの値の入力後に、どのセルを選択状態にするのかを指定します。通常は下にしておくのがいいでしょう。

"小数点位置を自動的に挿入する" をオンにすると、常に少数点付きの値を入力するようになります。例えば入力単位に 2 を指定した状態で 123 を入力すると、1.23 に変換されます。普通は使わない機能でしょう。

"フィルハンドルおよびセルのドラッグアンドドロップを使用する" をオンにしておくと、ドラッグによるデータの移動やオートフィルができます。便利ですので使いましょう。

"セルを直接編集する" をオンにしておくと、セルをダブルクリックすることで内容を編集できます。これもオンにしておくべきでしょう。

"データ範囲の形式および数式を拡張する" をオンにすると、セルにデータを入力したときに、書式が自動的に設定されるようになります。入力セルの上の 5 行のうち少なくとも 3 行に書式が設定されている場合に、同じ書式が適用されます。仕組みを理解していれば便利な機能ですので、使うようにしましょう。

"パーセンテージを自動で入力する" をオンにしておくと、パーセンテージ形式の書式が設定されているセル値を入れたとき、1 未満の値であった場合にのみ数値が 100 倍されます。オフにすると、1 以上の値であっても 100 倍されます。

"オートコンプリートを使用する" では、オートコンプリートのオン・オフを切り替えます。

"IntelliMouse のホイールで倍率を変更する" をオンにすると、ホイールを回したときにスクロールではなくズームが行われるようになります。

"時間がかかる操作が発生したときに警告を表示する" をオンにすると、処理に時間がかかりそうなときに警告してくれます。

"システムの桁区切りを使用する" をオンにすると、既定の小数点と桁区切り記号が使用されます。そのままで問題ないでしょう。