エクセルまにあ
超初心者のためのエクセル入門講座 

表示形式の設定

ここでは、セルの書式設定の中の表示形式の設定について説明します。

下の図が表示形式を設定するダイアログです。まずは、セルの内容に応じて適切な表示形式を選択することが重要です。

どのような場合にどの表示形式を選択すればいいのかを知るため、各表示形式について説明します。

標準

汎用的な表示形式です。Excelの方で適切と思われる書式を自動的に設定してくれます。基本的にはこの表示形式を選択しておき、何か困った場合に他の表示形式を使うという感じになります。

数値

数字を扱うときの表示形式です。小数点以下の桁数を揃えたいとき、三桁ごとにコンマで区切りたいとき、負の値の表示形式を設定したいときなどに便利です。

通貨

金額を扱うときの表示形式です。三桁ごとのコンマが自動的に入ります。また、数字の前に円マークやドルマークを表示させることができます。

会計

通貨とほぼ同じですが、小数点の位置、通貨記号の位置を揃えて表示してくれます。

日付

日付を扱うための表示形式です。"2009/5/17"、"平成21年5月17日"、"May-17"などといった形式を設定できます。また、和暦・西暦を選択できます。

時刻

時刻を扱うための表示形式です。例えば、"13:30"、"1時30分55秒"といったような表示方法を設定することができます。

パーセンテージ

数字をパーセンテージとして扱います。例えば、0.42123であれば"42.123%"と表示されます。小数点以下の桁数を指定可能です。

分数

数値を分数に直して表示してくれます。例えば1.543は"1 221/407"になります。いわゆる帯分数です。分母の桁数を指定することや、2,4,10,100などに固定することもできます。

指数

数値を指数形式で表示します。例えば1543は"1.5E+03"となります。これは、1.5×10の3乗という意味です。小数点以下の桁数を指定することができます。

文字列

セルの内容を文字列として扱います。つまり、入力した文字列が、そのまま表示されることになります。

その他

郵便番号、電話番号、漢数字(千五百四十三)などの形式を設定できます。

ユーザー定義

特殊な表記法を使って、書式を自由に設定することができます。