エクセルまにあ
超初心者のためのエクセル入門講座 

セルの挿入

ここでは、セルを挿入したり削除したりする方法について述べます。

下の表が元の状態ですが、ここに一人転校生が来ることを考えます。その子は出席番号が安西くんと安藤くんの間ですので、表の4行目と5行目の間に一行追加したいという状況です。

このような場合、まず新しい行を追加したいところを選択します。そして、その中で右クリックし、右クリックメニューから「挿入」を選択します。

すると、その位置に新しいセルが追加されるのですが、その時、もともとあった安藤くんのデータをどちらへずらすのかという問題が発生します。この問題を解決するために、Excelは下のダイアログを表示して、ユーザに聞いてきます。

今は、下に移動して欲しいので「下方向にシフト」を選択しましょう。

無事に新しいセルが挿入され、安藤くん以降の人は一行ずつ下にずれました。

この操作は、行を選択した状態で行うこともできます。下の図のように行を選択し、上でやったのと同じように右クリックメニューから挿入を選択します。すると、この場合には下方向にずらすことが確定していますので、確認のダイアログを表示することなく一行追加されます。

上の例は行の追加についてでしたが、列の追加についても同様の方法で行うことができます。また、複数の行や列を同時に挿入することも可能です。