エクセルまにあ
超初心者のためのエクセル入門講座 

オートフィル

データの入力のページでは、基本的なデータ入力の方法を勉強しました。ひとつひとつ数字を入れていくにはこれで十分なのですが、表を作る際に連続した値を入力したい事がよくあります。そういう時に便利なのがオートフィルという機能です。

シートの中に、1、2、3、4…というように連続した数字を入れたい場合を考えましょう。オートフィル機能を利用してこれを行うためには、まずA1セルに1を入力します。そして、下の図のようにセルの右下にマウスを持っていきます。すると、図のようにマウスカーソルの形が十字に変わります。これがオートフィルを行う前の状態です。

ここでマウスの左ボタンを押し、そのままマウスを下方向へ動かします。

すると、上の図のように選択範囲が広がっていきます。この状態でマウスの左ボタンを離せばオートフィルが行えます。それが下の状態です。A1セルに入力した1という数字が4つに増えました。同じ数字をたくさん入力したい場合には、この要領でいくらでも入力することができます。

ただ、今の目標は、1、2、3、4…という数字を入れることでしたので、これではいけません。右下に現れたオレンジの枠で囲まれたところをクリックしてみましょう。

下の図のようなメニューが表示されます。ここで、二番目の「連続データ」を選択することで目的が達成されます。

下図のように、自動的に2、3、4が入力されました。これがオートフィルという機能です。

一般的な表を作ることを考えた場合、ほとんどのケースで連番を振ったり、同じ数字・文字を複数コピーしたりしたい状態になると思います。つまり、オートフィルが活躍する場面というのは意外と多いのです。この機能を上手く活用して、効率的にデータを入力できるようになりましょう。